ほとんどゴルフ日記
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タイプ別の一回目は「回転引く」(A2)だ。
「回転引く」の代表はタイガー・ウッズだが、お手本はシン・ジエ。
まず彼女のスイングを見てみよう。
シン・ジエ 2011
ホント素晴らしいスイングだ。
曲がりそうな感じがどこにもない。
まさにゴルフスイングのお手本と言うべきもの。
自分(「体重移動押す」(B2)タイプ)も出来ることならこのスイングにしたいのだが、間違ってもまねをしてはいけない、と説くのが4スタンス理論だ。
回転引くタイプのスイングの特徴
(ゴルフダイジェストあうんのゴルフ特集より)
前軸足(左足)
ひじ・ひざを動かさない
フィンガー(指先)で握る
みぞおち・ひじ・ひざで重心を取る
手足の薬指が基点
伸びてねじらず力を出す
背骨軸で回転する
スタンスはスクェアがラク
付け加えると
引き中心
背骨を境目にして、左半身と右半身を別々に使う(パラレル)
以上の特徴を念頭に置いてスイングを見て行こう。
スイング全体のイメージ
・テークバック 右腰との間を伸ばすように右肩を引き、
・フォワードスイング 左腰との間を伸ばすように左肩を引く
最も肝心なのはフォワードスイング側の左腰と左肩の間を伸ばす動きになる。テークバックの右腰と右肩の間を伸ばす動きはそのための予備動作ということが出来る。右腰と右肩の間を伸ばすとその反作用で左腰と左肩の間が縮まる。ここが縮まるのでフォードスイング時により大きなパワーを出すことが出来る。
言葉を変えるとテークバックで右サイドを引くことによって左サイドにパワーを溜め込み、フォワードスイングでは溜め込んだパワーを利用して左サイドを一気に引いて行く。
テークバックの時、左サイドをアドレス状態、さらにはフィニッシュの状態に保っている意識があるとパワーの溜め込みはより強力になる。
(実験1を参照)
「引く」タイプの場合、パワーを溜め込むのはあくまで左サイド。逆に右にパワーを溜め込むのは「押す」タイプになる。(「右で体重を受け止める」・「右ひざで踏ん張る」等の表現になる。)
また、テークバック時に左腰と左肩の間を縮めても外見上は似たような形が出来るが、この方法だと次のフォワードスイング時のパワーが半減する。
(実験2を参照)
実験1
右手で指が真っ直ぐな状態を作る。(力は入れない)次に左手で指を甲側に折る。左手を離すと指は直ぐに真っ直ぐな状態に戻る。
では今度は力を入れて右手で指が真っ直ぐな状態を作る。次に右手の指は真っ直ぐな状態を意識したまま、左手で指を甲側に折る。左手を離すと先ほどより勢いよく直ぐに真っ直ぐな状態に戻る。
さらに今度は指を手のひら側に曲げておいて、同様なことを行うとさらに勢いよく指が戻る。
実験2
実験1のように指を甲側に曲げ、真っ直ぐに戻すのを左手を使わずに右手だけでやって見よう。すると形は似ていてもスピードもパワーも実験1とは随分劣ることが判る。
スイング中の体重の掛かり方
アドレス 左6:4右
トップ 左4:6右 (ただし、イメージはアドレスと同じ左6:4右)
ダウン 左8:2右
インパクト 左7:3右
フィニッシュ 左8:2右
グリップ
・フィンガー
・手の平に直角
・ショートサム
・薬指中心に中指、小指の3本で握る
握り方が悪いと力が上手く伝わらないので、4スタンス理論ではグリップは重要視されている。各タイプ毎にグリップもかなり違う。
アドレス
・左に軸を作る
・膝下は垂直
・左と右で引き合う
・スタンスは狭め
・外股
左の軸の作り方
左膝・左肘・すぞおちの3点を直線状に並べる。ゴルフスイングではフォローの途中のような形になる。(このままではアドレスにはならないので、)その感覚を維持したままアドレスの状態に持って行く。
アドレスで踏ん張ってしまうと膝下が垂直にならない。踏ん張るイメージだと大腿四頭筋(もも)を使ってしまい膝が前(つま先側)に出て膝下に角度が出来てしまう。これは「押す」タイプの構え方になる。
膝下を垂直にするにはハムストリング、それも尻に近い上側を伸ばすようにする。こうするとお尻がピッと上がっていわゆるヒップアップしたきれいなアドレスになる。
左半身で左の軸を中心にその周りを引くようにしてフィニッシュを取り、そこから左半身はフィニッシュに置いたままのイメージで右半身でアドレス位置に引き戻す。特にフィニッシュでの左腰の切れた感覚を残すといいだろう。
バックスイング
・右肩と右腰の間を伸ばす感覚
・右肩を後ろ(背面)の上方へ引き上げるイメージ
(左の軸を中心に回り道せず直線的に引いて行く)
・右肩の引き上げで左腰・左肩の間が縮まり、左肩甲骨が引き伸ばされる
・左膝は不動、むしろ内に入り込まないように外へ
(ただし、最終的には体の回転に引っ張られて多少内へ入る。)
・右肘は体から離さないイメージ
・クラブは右肘を支点にして上がる。
・結果コンパクトでフラット軌道となり、プレーンに乗せやすい
バックスイング時も左半身はフィニッシュ方向の意識が必要。左半身にエネルギーを溜め込んで行く。
フォワードスイング
・トップから一気にフィニッシュまで振り切る
・左の軸を地面に突き刺すイメージでスタート
・踏み込むと同時に左腰と左肩の間を伸ばすように体を飛球線と反対方向に引く
・この反動で手、さらにはクラブヘッドが前(飛球線方向)に出る
・右脚はトップの位置のままにしておいて「引く」力に対抗するイメージ
実際にはダウンの途中から左サイドの回転に巻き取られて行く、巻き取られた結果として右踵が上がる。逆に右踵が上がらないと巻き取るパワーが足りない
右脚はその場から動かさない。「蹴る」・「送る」は「押す」タイプのイメージ。
・そのまま最後まで引き切ってフィニッシュ
フォワードスイングをダウンとフォローに分ける必要がなく、あくまでフォワードスイングという一連の流れで捉える。
引く方向は本当は背中側だと思うが、体は常に回転しているのでどの方向に引くかが難しい。それに脳の指令と実際の動きとの間にはタイムラグがある。なので飛球線の反対方向へ引く位で丁度良い。
飛球線の反対方向へ引いてしまうと体が開いてアウトサイドからはいってくるような気がするかもしれないが、右を使わず、左サイドのリードのみで振ってくる分にはインサイドアウトの軌道になる。
第一段階としては右手は添えるだけにして左手だけで振って行く。
ここからは飛ばすためのプラス動作になる
プラス1
左サイドで引きながら加速する感覚がわかったら、右手の「押し」で加速を補助する。右はあくまで補助に徹して、左サイドリードを妨げない。
・左サイドのリードに合わせて徐々に加速
(右手でガツンと急加速しない)
・インパクト以降に右手を使うイメージ、手が胸の高さに来た時がMAXの強さ。
(シン・ジエの後ろからの動画がわかり易い)
さらに飛ばすためには全盛期のタイガーのスイングを参考にする。
タイガーウッズ 2011
2011年から徐々に遡って見て行くと面白い。
プラス2
・踏み込みを強くする
・左の軸を地面に深く突き刺すイメージで沈み込む
・沈み込みの反動でインパクトでは伸びる
・この伸びるタイミングに合わせて回転スピードを上げる
タイガーのように思い切って沈み込んで見よう、タイミングが上手く合えばヘッドスピードは上がるはずだ。
プラス3
体重移動を使う。
・スタンスを広げる
スタンスは広げてもスイングのイメージは広げないときと同じであくまで「回転」。ただ、スタンスが広い分勝手に体重移動するようなイメージ。「体重移動」タイプのように右股関節->左股関節というイメージは持たないほうが良い。
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自分のタイプを調べるのは次のホームページを参照してください。
4スタンス倶楽部 自己チェック法
また、週刊ゴルフダイジェスト誌の「あ・うんゴルフ」にも携帯用のタイプ診断サイトのQRコードが載っています。
4スタンス理論のタイプ
A1、A2、B1、B2 は
体重移動引く、回転引く、回転押す、体重移動押す
と対応しています。
無題
何となく、都合のいいところしか読んでいなかったということが、よくわかりました。
本では、1つの事柄につき毎時、4種類の説明なので、途中から適当に読んでいたようです。
(-_-;)性格がバレますね。
今回、A2をまとめて書いていただいてとっても感謝です。
グリップなんて、もう、うさぎそのものです!
バックスイングが右側を意識はあまりしていないので、このあたりがポイントかしら?
ちょっとうちっぱに行って確かめたいきもちですけど…。
(本読んだんじゃなかったんですか?はなしにしてください。)
無題
A2のはずなんですけど、右ひざの動きが
ここのところ気になっていたんです。
前はどうやって、止めていたのかしら?って…
プラス1のところも♪
左でひっぱってはいくけれど
インパクト以降、右で押していく!
確かに、飛ばしには欠かせないと思います。(できませんけど…トホホ)
うさぎさんへ
これは廣戸さんの4スタンス理論はゴルフが専門という訳ではなく、あらゆるスポーツが対象だからだと思います。
結構記述が細かくて読み応えはあったんですけど。
「あ・うんのゴルフ」は逆に単純化して書かれてますので、マニアック(?)な自分としてはちょっと物足りないんです(笑)
それで今回は自分なりにまとめたものを書いて見ました。
問題は「自分なり」というところ。
4スタンス理論からみて、そこそこ正しいことは書いているとは思っているのですが、中には間違いもあると思います。
で、うさぎさんにお願いです。
しばらく「回転引く」(A2)のモニター(はっきり言ってしまえば実験台)になって頂けないでしょうか。
うさぎさんへ
自分なりに思う「回転引く」タイプの最大のポイントは切り返しで踏み込んだ直後に飛球線の反対方向に「引く」動きだと思うのです。
アドレスからテークバックはそこでうまく「引く」ための前準備。フォワードスイングそこでの「引き」動作を継続、さらには増幅して行くもの。
「体重移動押す」(B2)の自分から見るとそう思うのですが、「回転引く」(A2)の人は逆にこの辺りは自然に出来てしまって余り意識するところではないのかな、とも思います。どうなんでしょう。
右ひざ(というかひざ)は動かさないのが「回転引く」タイプの基本なので、トップ、さらに言えばアドレスの状態から動かさないのが正解と思います。アドレスでは外股、スタンスを広げる方向の力を掛けます。この力が終始掛かっている状態にしておけばいいのではないかと思います。
とは言ってもフォワードスイングに入れば左に引っ張られて勝手に動きますが、これはあくまで「勝手に」動くもので自分からは動かさないようにするのがいいと思います。
プラス1は第2のポイントではないか思っています。
右サイドの使い方はあくまで「補助」、主力は左サイドの引き動作で作られるスイング(特に弧、軌道)です。
ところがここが難しいところなのですが、ヘッドスピードが40msとすると左で出すのが25ms、右で出すのが残りの15ms。つまり補助とは言っても出力は決して少なくないのです。
ここで、右がでしゃばってしまうと(右サイドの力はそれなりに強いので)スイング弧が壊れてしまいます。
ですのでまずは左サイドのみのイメージでスイングを固め、それから右の力を付加して行くのがいいと思います。
(言うは易し、行うは難しの典型ですね、汗)
ここで言う右は肩甲骨周りから右腕・右手の上半身です。腰からの下の下半身は動かさないように使うのがいいと思います。
またまた、こんにちは
初めて見ましたが、綺麗なスイングですね。
こうしたいなぁ~と思います。
モニター?実験台?
なんだってお安いご用ですよ。
ただ、頭の中で理解できるかどうかは
からっきし自信がありません。 よろしいでしょうか?
切り返し後 飛球線反対方向に引くというお話ですが…
グリップを飛球線反対方向に引くというかおとすというか
そういう動きは必要だと思うのデス。
今、うさぎはできませんが、その軌道に乗せないと、
グリップが浮いてくるような気がします。
身体も早くに開いてしまいそうですし…。
…って思うのですが、 ごめんなさい
とんちんかんかも…
おかしいところは、教えてくださいね。
うさぎさんへ
シン・ジエ、素晴らしいですよね。
是非うさぎさんもこのスイング手に入れてください。
切り返し後に引き戻すのは「手」ではなく、左半身、特に肩です。
踏み込んだ直後だと肩はまだトップから30~45度程度しか回っていないと思いますが、そこから一気に残り150~135度分回して行きます。
実際には回すのですが、イメージとしては飛球線の反対方向に直線的に引き戻します。
言葉を替えるとフィニッシュの位置に左半身を戻すのです。
「戻す」という表現を使ったのは、左半身はアドレス時からフィニッシュの意識が必要だからです。
左半身をフィニッシュ位置に戻す動きというのは、体が早く開いてしまいそうに感じるかもしれませんが、それでいいのです。
本編でも書きましたが、左肩を飛球線の反対方向に「引く」とクラブヘッドはインサイドからしか下りてきません。
さらにこの左肩を引く動きでヘッドビハインドボールの状態が自然に出来ます。
多分の今までのイメージとは大きく違うというか正反対かも知れませんが、回転引くタイプは左半身の回転を止めないように(結果的に開きが早くなっても可)振る必要があります。
(体を開かない意識が必要なのは体重移動押す(B2)です)
だまされたと思って最後まで振り切っちゃってください。
無題
明日またプロに聞いてこようと思ったんだけど、この話質問するとレッスン時間の1時間半のうち 1時間はこの理論になっちゃうの(--〆)
クロスとパラレルって
プロが言うより山本さんが説明するほうがわかりやすいです(笑)
ちょっと明日の練習で確認してきますねー
やっぱりB2だと思う
コップの持ち方も・・・
でも
もうひとつやっぱり存在してると思うんだけど、それってアリかしら?
調子いいときの自分と
悪くなってきた時の自分。。。
どちらの自分がほんとの自分でしょう?
ひめこさんへ
でも気持ちは分かります、4スタンス理論はまだ新しい理論なので、知らない人も多いですから。
タイプは一人に一つです。
これは変わりません。
ただ、スイングに色々なタイプが混じる事はあるでしょうね。
プロも4タイプですから。
自分とは別のタイプのプロが言うことをそのままやってしまうと混ります。
プロでも混じっている人は多いですよ。
前回書きましたが、A1の遼君がA2のタイガーのまねをして、今は結構混ざってますから。
賞金王を取った2009年のスイングは正にA1のお手本だったのですが・・・
(話しを戻して)
もちろんプロの言っていることが間違っているわけではありません。
ただ、自分にとってためになるかどうかの確率は約1/4程度なんです。
4スタンス理論が画期的なのは外れの3/4を捨てて、当りの1/4だけ取り入れることが出来るようになることだと思っています。
調子のいい、悪いは4スタンス理論(に限らずどの理論もそうですが・・・)とは関係ないと思います。
どっちもひめこさんですよ(笑)
無題
数時間、ビジー状態でした(笑)
これはちょっと大げさ…でもホント固まりました。
トップから飛球線と反対方向に肩を引くに
ひっかっかってしまって(笑)
うさぎのイメージは飛球線方向に肩を引くだったんですよ。
コレでは、アドレスにもどるだけですね!
あぁ~だから最初にフィニッシュのイメージだったんだぁ~って…。
足踏ん張るもね…まずは、ひざかな?
動かないようにしなきゃ…
うさぎさんへ
まぁ、動かさないと言っても腰に引っ張られて動きますけど、自分からは動かさないように、というのが正しいのかもしれません。
例えば、膝を送るとか。
うさぎさんの場合、「押す」、特に「体重移動押す」(B2)のイメージを結構持っていたみたいですね。
理由は分かりますけど。
で、当面のお勧めは連続素振りです。
左の軸を中心にして、テークバックは右の引きのみ、フォワードスイングは左の引きのみを意識して振るのがいいと思います。
つまりA2本来のスイングですね。
まずはこれが「気持ちよく」振れるかどうか。
ここがポイントだと思います。
ね、悪いほうに転ぶとボロボロになりそうでしょ(笑)
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