ほとんどゴルフ日記

前回まででアウト９Ｈの各ホール毎の攻略法を考えてみた。ここまでのコース評価としては、ドッグレッグホールが多く、ティーショットでも左右だけでなく、前後の精度も要求されるホールが多い。また、幅の狭いグリーンが多いので、かなり狙いはシビアだ。距離が短い分、ショートアイアンで打てるのが救いだが・・・

さて、インコースはどうだろう。

第４回はインコースの１０Ｈ～１２Ｈ。

※距離の表記に付いて
ティーからバンカーまでの距離、例:１８０－２００Ｙはティーから見てバンカーの手前の端までが１８０Ｙ、向こうの端が２００Ｙ。バンカーからグリーンまでの距離は特に断りのない限り、バンカーのグリーン寄りの端からグリーンエッジとグリーン中央までの距離になる。また、バンカー「横」とある場合はバンカー横のフェアウェイ中央からの距離になる。

※コース図に付いて
コース図はPar72Plazaのホームページで見ることが出来ます。
著作権違反の可能性があるためここには載せておりません。
直接Par72Plazaをご覧ください。

10番ホール Par 4 B441Y R417Y
軽い右ドッグのミドルホール、右は１ペナ。左にバンカー１つ。コース図上ではバックティーとレギュラーティーの間が７０Ｙ離れているが、その間に何箇所かティーグランドがあるようだ。（距離はコース図上のレギュラーティーから取ったが、多分２０～３０Ｙ後ろからになるのではないかと思う。）

左のバンカーまでバック２６５－２８５Ｙ、レギュラー１９０－２１０Ｙ。バンカー横からグリーンまでは１１０－１３０Ｙ。

このホール避けたい順番は①右の１ペナ、②左バンカー、なのだが、①②の両方を避けようとすると狙いどころが狭くなる。左バンカーの中央からグリーン中央までは１４０Ｙ。バンカー方向からは花道も空いている。バンカーとしては比較的易しいのでそれ程避ける必要はなさそうだ。

バンカーなのであごに近い、ライが悪い等のアンラッキーの可能性もあるが、それでも１ペナよりはましだと思えれば狙いどころは一気に広くなる。狙いは（アマは狙った所には行かないの法則を使って）バンカーの真上、バンカー左のラフは広そうなので、そこも含めればかなり曲げても大丈夫だ。

安全策は１５０Ｙ＋１００Ｙ＋１００Ｙのルート。このルートならセカンドもサードもフェアウェイの一番広いところを使える。

グリーンは縦３０Ｙ、横２５Ｙ。右手前、左、奥にバンカー。実際関係ありそうなのは左のみ。横幅は比較的広いので、グリーンの右半分を狙う。

11番ホール Par 4 B387Y R361Y
左ドッグ。セカンドは打ちあげ。Ｐａｒ７２Ｐｌａｚａのホール説明では吹流しの方向に打つことになっている。バンカーは左に１つ、右に１つ。右のバンカーはドッグレッグなので正面やや左に見えるはずだ。
左バンカーまで、バッグ１９０－２００Ｙ、レギュラー１４０－１５０Ｙ。正面のバンカーまで、２５０Ｙ、２００Ｙ。

コース図からでは吹流しがどこにあるかは判らないが、恐らく、左バンカーのさらに左、ショートカットに打っていく方向だと思う。この方向にティーショットが成功するとグリーンまでは１００Ｙを切ってくる。ただ、ウェッジの打ち上げは距離感が難しい。

グリーンまでの距離は左バンカーから１１５－１３５Ｙ、右バンカー横から７５－９５Ｙ。
狙いは、ショートカットを狙わずに、フェアウェイ方向。正面バンカーの右、ティーから２００～２３０Ｙ、１５０～１８０Ｙの地点。ちょうど左バンカーを越えたところから正面のバンカーの間だ。２５０Ｙ、２００Ｙ以上飛ぶと突き抜けるので注意。
ここからだとグリーンまで、１３０Ｙ～１６０Ｙになる。この辺りはまだ平らだと思うので、セカンドは打ち易い筈だ。

グリーンは右手前にバンカーがあるが掛かってくるのは手前の１０Ｙ弱、縦は３０Ｙ（幅２５Ｙ）あるので、やや大きめに打っていく。

12番ホール Par 5 B536Y R501Y
Ｓ字のかなりトリッキーなロングホール。多分ティーショットは打ちおろしだ。このホールもＰａｒ７２Ｐｌａｚａのホール説明では吹流しの方向に打つことになっている。

まず、距離関係をざっと見て行こう。
直線距離はバック４１０Ｙ、レギュラー３４５Ｙ、これだけ見ると十分に２オンしそうだ。
バックティーとレギュラーティーは８０Ｙ離れており、この間に数箇所ティーグランドがある。ティーの位置で狙い方が変わってくるので、当日の位置が気になるところ。

右にバンカー１つ。バック２２５－２４０Ｙ、レギュラー１４０－１６０Ｙ。このバンカーからグリーンまでは１７５－１９０Ｙ。池の一番近いところまで１２０Ｙ、遠いところまで１６０Ｙ。池からグリーンまでの距離は、グリーン一番遠いところで８０－９０Ｙ、近いところで５０－７０Ｙとなっいる。また、この辺りのフェアウェイの幅は３０Ｙ前後だ。

ティーショットの狙いどころが難しいので、このホールはグリーンから考える。
グリーンからフェアウェイ方向をみる。左から正面方向に細長いバンカー（このバンカーはいい位置にある、後術。）、その向こうはすぐ池だ。池の左（フェアウェイ側からは右）には林がある。コース図からは林の高さは判らないが、ある程度高いとすると、グリーンを狙ってこれるのは池の向こう側のみになる。
ここはティーから見るとＳ字の最初のコーナーを曲がりきったところ、ここへ打つにはショートカット（多分吹流しの方向）するしかない。
キャリーで２９０、２２０Ｙ必要だ。

もう一つの２オンルートはあえてグリーンまで１８０－２００Ｙ程度残して林の上を狙っていくもの。右のバンカーの横辺りだ。ここで、グリーン手前のバンカーが効いてくる。このバンカーがなければ高さを出せて林を超えれば乗る可能性もあるが、このバンカーがあるために高く上がるだけでなく、落ちてからすぐに止まる、バックスピンの効いた球が要求される。
ウェッジならともかく、ＦＷでピタッと止めるのはアマには不可能だ。そもそも今時のアマ用のＦＷはバックスピンを減らして飛ばす作りになってるし。

２オンを狙えるかどうかは当日のティーの位置次第。また、池の横の林が予想以上に低ければ２オン可能エリアは大きく広がる。ただ、どちらの場合も当日になってみないと判らない。

３オンルートはＳ字の曲りなりに打っていく。ただし、ティーショットはバック３００Ｙ、レギュラー２２５Ｙで突き抜けるので注意。

グリーンは左から右奥に斜めになっている。斜めのラインは５０Ｙ弱あるが、サード（セカンド）方向からだと使えるのは最大で２５Ｙ、手前側だとかなり狭く、１０Ｙ弱だ。手前に大きなバンカーがガードしている。ピンの位置にもよるが、基本的は比較的広い、やや奥目に打っていくのが無難だ。

つづく

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