ほとんどゴルフ日記
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今日は自分が尊敬するゴルファーのことを書こう。
植杉乾蔵さんだ。
最近雑誌にもよく登場されるので、知っている人も多いと思う。
どういう人かと言うと87歳のアマチュアゴルファー、
エージシュートが700回オーバー(現在進行形)。
現在奥様がケンゾーさんのことを某誌で連載している。
また、同じ某誌の新年特別号にケンゾーさんのスイングが紹介されていた。
87歳になっても週に2~3回はラウンドされ、ほとんどエージシュートで回られるとのこと。
エージシュート一回でも大したものなのに素晴らしすぎる。
エージシュートと言えば数年前に青木功プロが日本シニアをエージシュートで優勝したことがあった。
また、陳静波プロ(78歳)も回ればほとんどエージシュートらしい。
でも、この人たちはプロ。ケンゾーさんとは同一には語れない。
何しろケンゾーさんが本格的にゴルフを始めたのは60歳過ぎてからだとか。
それが27年後の今では80前後のスコアで回られている。
普通の人は、ゴルフに限らず60過ぎれば色々なところが退化する。
だが、ケンゾーさんは60過ぎてからどんどんうまくなっていったということ。
ゴルファーとしてこれを尊敬せずにはいられない。
スイングはとても87歳とは思えないとても若々しいもの。
インパクトの写真を見ると頭がアドレス時に比べ、1個半くらい右に動いている。
ただ右に動いている訳ではない。左股関節から体が右に傾いた結果として頭が右に行っている。
驚くのは股関節の柔軟性だ。普通の87歳どころか自分と同じぐらいの年齢でもあそこまでは柔らかくないのではないかと思う。
あの形ならパワーを逃さずボールに伝えられるはずだ。
もうひとつ、インパクトで特徴的なのが肘が曲がっていること。
肘を曲げてインパクトすると言えば、杉原輝雄プロを思い出す。杉原プロほどには曲げ方はきつくないが、肘に適度にクッションを作ることによって方向性を高めていると思われる。ケンゾーさんの場合、アドレス時から肘を曲げている(この辺りも杉原プロと同じ)ので、肘引けスイングとは全然別物だ。その証拠に曲げた肘を支点にしてクラブは綺麗に反っている。
一般的には肘を曲げると飛ばないと言われているが、必ずしもそうではない。確かにスイングアークは小さくなるのは間違いないが、肘を曲げることによって、腕をより体に密着させることが出来る。腕を体に密着させるメリットは体の回転がよりスムースに速く出来ること。つまり、ケンゾーさんは腕力に頼らず、ボディースイングで飛ばしていると言うことだ。練習場で見かける年配の人は大抵手打ち(体が硬くなってくるので、手に頼らざるを得ない)、というのとは対照的だ。
だが、ケンゾーさんのスイングが本当に凄いのは、スイング効率の高さだ。
ヘッドスピードは35msで飛距離は230Yということだ。
自分はヘッドスピードが42~3位だが、230Yはそう簡単には出ない。
まあ自分と比較してもしょうがないので、プロと比較して見よう。
ケンゾーさんのスイング効率は230/35=6.57。
この「6.57」という数字は凄すぎる。
自分が知る限りでスイング効率の高いプロを上げると
片山信吾 285/44=6.47
宮本勝昌 290/45=6.44
北田留衣 240/38=6.32
つまりプロよりも上を行っているということだ。
(飛距離が出れば出るほど空気抵抗等の問題が出てくるので、片山・宮本プロとほぼ同等のレベルと言って良いと思う。)
ちなみに遼くんは 300/50=6
遼くんがもしケンゾーさんと同じスイング効率で打てるとすると328Y飛ぶ。
遼くんが目標としている350Yにかなり近づく。
87歳のおじいさんゴルファーと日本で少なくとも3本の指には入るトッププロと比較して語ることが出来るだけでも凄いことなのに、それを上回っている。
実は自分の密かな大目標はエージシューターになること。
そのために必要なことを上げてみると、
まず何と言ってもそれが達成できる年齢まで生きていなければならない。遼くんがいくら凄いと言ってもエージシュートを達成するまでには最低でも40年は掛かる。アマチュアではどんなに頑張っても70代後半か80代にならないと無理だろう。
次にその年齢でもゴルフが出来るだけの健康体でなければならない。雑誌に書かれている奥様の記事を読むとやはりかなり健康には気を使っているようである。
さらに当然だが、エージシュートを達成できるだけの腕前がないとならない。87歳で80前後のスコアと言うことは自分の年齢ではパープレイで回るような感覚だろうか。
こんな感じで書いてくると、とてもエージシュートが出来るとは思えないが、ケンゾーさんが本格的にゴルフを始めたのは60になってからと言うことなので、まだ、自分にも可能性はある思って目指してみよう。
最後にもうひとつケンゾーさんが凄いところを挙げる。
それは奥様が69歳、つまり18もお若いと言うところ。
男の鏡ですねー(笑)
知りませんでした
自分に置き換えてみました・・・・・
87歳になってもゴルフをしている姿・・・・・・多分生きてない
18歳年下の夫・・・・・・美味しそう
やっぱり健康な体を手に入れなければ何も始まらないなって思いました
こんなぶよんぶよんで、ぽよんぽよんじゃ18歳年下の夫なんて無理だーーー(爆)
あっ違ったエージシュートなんて無理だーーー(笑)
山本さんなら出来そうな気がします
知識も豊富だし、練習方法も工夫されてるし、健康も問題なさそうだし
応援してますよ♪
無題
最近、ある方のブログで動画を拝見したんですけど、
前々からダンナのスイング見てても
あーじゃねぇーこうじゃーねぇーって形よりも「あるツボ」があるってわかっていたんですよー
そこを押さえていると
飛ばしにも 芯でボールを捕まえることもって(-_-)
そっかぁ~まだまだゴルフ人生始まったばかりかぁ~
それにはもっと元気で健康でいないとですねっ!!
だからうちのダンナ・・・10も若いひめこを嫁にしたから元気なんだなぁ~
くやしいわぁ
第2の人生は15若いダンナが欲しいですぅ~(*^_^*)デヘヘ
無題
すごい方ですね~。
60才から始められたのですか?
それは、知りませんでした。
頭ってフォローで右に引っ張る感じに
思っても、実際は動いていない程度で
それが、ほんとうに右に行くって???
まだまだがんばんなきゃ~ですね☆
無題
肘が曲がったスイングと言うと谷口プロを思い出します。
植杉さんの腕力に頼らないスイングはこれからの自分にも
非常に役に立つ事なんだと感じました。
腕を体に密着させる打ち方は、昔佐藤精一プロの番組を見ていた時にいつも感じてました。
プロが番組中にアマに言っていた言葉で
『重たいものを持つ時に体から話して持つ奴は居ないだろ?』という件がありました。
その言葉は今でも良く憶えています。
今回の記事を拝見して技術の習得は勿論ですが
健康が一番だと言う事を改めて感じました。
元気があれば(何歳からでも)何でも出来る!って事ですよね(^^ゞ
「出来るっ」←これ、スリムクラブのフランチェンの決め台詞のひとつです。
失礼しましたm(__)m
ぽよこさんへ
87歳まで生きてるだけでも凄いことなのに、週に2~3回ラウンドして、エージシュートですから大したもんですよね。
「山本さんなら出来そうな気がします」
ありがとう御座います。
そう言って頂けれると嬉しいですね。
じゃあ、頑張って18歳年下の奥さんを探します(笑)
ひめこさんへ
ひめこさんのところは10歳ですか。
奥さんが若いと旦那さんも若さを保たないといけないですからね。ある意味大変でしょうけど。
ひめこさんもやっぱり年下がいいんですね(笑)
うさぎさんへ
若々しいいいスイングされてたでしょ。
ケンゾーさんのスイングを見て、単に頭が右に行くのではなく、上半身が股関節を支点にして右に傾いた結果として、頭が右に動くのが正解ではないかと思ったんですよ。
難しいですけど。
neko5さんへ
「60歳から本格的に始めた」
と言うことでした。
セオリーに反して、肘が曲がっているプロって結構多いような気がしますね。
個人的には「笑い飯」より「スリムクラブ」の方が面白かったと思ったんですけど。
あの独特の間がいいですね。
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