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ほとんどゴルフ日記

ほとんどゴルフ日記

大好きなゴルフのことを中心に書いています。たまに別の事も。お読み頂いてありがとう御座います。
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新年明けましておめでとう御座います。
今年もよろしくお願いいたします。

本年が皆様にとって、良き一年であることを願っております。

前回に引き続きアプローチのその2。
この中にひとつでも皆さんのお年玉になるようなものがあればいいのですが・・・

4.スピンアプローチ
低く飛び出して、ツーバウンド位でキュッと止る打ち方だ。
前々からトライしていたが、実はこの打ち方が判ったのはつい最近のこと。実戦では一度も試していないので、本当にキュッと止るかどうかは判らない。

この打ち方は永井プロの本に出ていた。それまで、自分の大きな勘違いはバックスピンを掛けなればならないので、上から鋭角に入れる必要があると思っていたところ。(鋭角に入れるように解説していた雑誌もあるので、そういう打ち方もあるのかも知れないが、自分には出来なかった。)永井流はシャローに入れて行く。

ボールは右踵線上、グリップは左ももの前。その分ハンドファーストになる。体重配分は左6:4右。ここまではピッチエンドランと同じだが、フェースを開くところが違う。フェースの開き方はシャフトが垂直の時に10度。そうするとロフトが65度くらいになる。このロフトを維持してハンドファーストに構える。結果的にフェースは30度以上オープン(右を向く)になる。

自分なりに発見したコツはグリップ。シャフトが垂直時にまず左を握る。そしてハンドファーストした後に右を握る。

インパクトのイメージはちょっと複雑。軌道は浅めのダウンブロー、アドレスで作ったロフト角を維持したまま、リーディングエッジをボールの上から4/5の辺りに入れていく。ボールとフェースが衝突するとボールはフェースの上を斜めに駆け上がる。そのフェースの状態のままだとボールは高く上がりあまりスピンは掛からない。低く出してボールにスピンを掛けるためには、ボールとフェースがコンタクトした瞬間、ロフトを立てて、グッと押し込む。
ロフトを立てるというのはオープン->クローズ動き。これを通常のショットよりかなり大きめに行う。フィニッシュは小さく低く、フェースを廻していくので、フェースは左を向く。

小さく鋭く、ピシッと打つ。
上手く打てると今回紹介した打ち方の中では最もスピンが掛かる。
使用クラブSW。

5.ロブ
フワッと上げる打ち方。一番ポイントはボールの手前にソールを落とし、そこからソールを滑らせてボールの下に抜いて行くところ。

構え方。フェースはちょっとだけオープンにする。フェースをオープンにするのはリーディングエッジより先にソールを地面に着けるため。この打ち方はフェースよりもソールを意識する。

グリップは左股関節の前辺り。シャフトは垂直。ボールはリーディングエッジより1cm左に置く。ややハンドダウンにしてトゥ側を浮かせる。ハンドダウンにした分、ボールから離れる。体重はやや右。テークバックはコックを使って開いて上げる。

ダウンではアドレス時のソールの位置に上げたソールを戻すイメージ。ソールが着地したら地面と平行にソールを滑らせボールの下に潜り込ませる。フェースは返さないでむしろヒール側を突き出して行く。

バリエーションとしてさらにフワッと上げるには、クラブヘッドがボールの下に滑り込んだ瞬間に掬い上げる。右手の使い方はアンダーハンドのトスと同じ。高くて柔らかい球を投げようとすると最後はスナップを柔らかく使うと思う。上腕は回転させず、手首は手のひら側に折れる感じだ。ゴルフの場合、両手でクラブを握るので、左手は右手の動きを邪魔しないように甲側に折る。また、滑り込ませ方を深めにして、フェースの真ん中より上に当てるようにする。

基本的にはアドレスの体重配分を変えずに右体重のまま打ち、右は最後までべた足にするが、距離を出したい場合は軽く体重を送るとやや低く出る分距離も出る。左7:3右、ぐらいがMax、この場合は右かかとは上がる。
さらに距離が欲しい場合はAW。

この打ち方はずっほり嵌り込んでいなければラフからでも使える。クラブヘッドが抜ければむしろラフの方がやさしいが、ダルマ落しには注意。

大きくゆったり、フワッと打つ。
使用クラブAW、SW。


6.コッキングだけで打つ打ち方
昔のプロはほとんどこの打ち方だったが、最近はほとんど見かけなくなった。球質が強いので、今の速いグリーンには合わないからだと思う。プロ仕様のグリーンは速いのだが、一般アマがやるようなコースではまだ重いグリーンも多い。球質の強さは速いグリーンでは欠点になるが、重たいグリーンでは傾斜や芝目に影響されないという利点になる。コツを掴んでしまえば打ち方はそれ程難しくはないので、覚えておいて損はないと思う。

構え方はボールは右踵線上、グリップは体の真ん中。気持ちハンドファースト。テークバックではグリップはほとんど動かさず、コックだけで上げる。この場合のコックは横方向、右手首を甲側に折る。トップでインパクト形を作るイメージだ。そのトップの手の形のまま上からコツンと打つ。インパクトではかなりハンドファーストになる。打ったら終わりのイメージでフォローは出さない。(自分の中ではフォローは出さないのだが、結果的には10cm出ている。)

ロフトが少ないとインパクトでかなりハンドファーストなるので、ロフトが立ちすぎてしまう。逆にSWだとロフトが有り過ぎてコツンと打ちにくい。

ラフにずっぽり嵌った場合はSW。この場合はボールではなく草ごと打つイメージ。

上からしっかり、コツンっと打つ。
使用クラブ8I~AW(SW)。

7.ピッチショット(青木流)
この打ち方はほとんど紹介されることはない。青木プロが全盛期に2回ほど見た記憶があるが、それ以来見たことはない。上げるアプローチの中ではこの打ち方が最強ではないかと思う。柔らかめのベントなら5mで1m、10mならほぼ落ちた場所に止められる。練習場で一番上がる打ち方(フェースを30度開く)をすると天井に当ってしまうぐらい急角度上がる。
同じ上げる打ち方でもロブの場合はフワッと柔らかく上がるがこちらは青木プロの得意技らしくスパッと切れよく上がっていく。

構え方は通常のビッチショットと同じ。
フェースをオープンにしてグリップ。オープンの度合いは10度と30度。オープンにした分スタンスもオープン。体重配分は左4:6右。そのままスタンスに沿って上げるところまでは同じだが、ここからが違う。

通常のピッチショットは飛球線に対してはアウトサイドイン、スタンスに対してはイントゥインだが、この打ち方の場合、アウトに上げて飛球線に対してイントゥインに入れてくる。スタンスに対してはインサイドアウトの軌道だ。かなり強いループ軌道になる。ダウンでクラブをインから入れるのは、なるべくシャローな軌道で打ちたい為だ。

通常ピッチショットの場合、目標に対してはアウトサイドインのカット打ちになる分スライスするが、この打ち方は目標に対してイントゥインになるので、振った方向に真っ直ぐ飛ぶ。

インパクト付近のイメージは次のようになる。
ボール手前10cmの位置ではクラブは既に地面から2~3mmのところ、ここからほとんど水平にボールに向かっていく。ボールに当る直前でソールが地面と接触、そこからソールが水平に滑りボールと接触。そのままボールの下を切るように抜いていく。

同じ部分の動きをフェースの向きに注目して書く。
アウトに上げるところは通常のショットと同じ程度に開いて上げる。アウトからインにループするところでフェースは大きく開く(45度くらい右を向く)。フェースの開きを意識することはない、アウトからインにループすることで自然と開く。その開いたフェースの状態をボールに当る直前のソールが地面と接触するところまでキープする。地面と接触したところからボールの下を切るように急激にスクエア方向に戻す。急激に戻してもインパクトでは戻り切らず、開いて当るがそれでOK。インパクト後フェースはスクエアになるがそれ以上は閉じない。
フォローではクラブがインサイドに入りたがるので、逆にアウトに持って行く。フェースを返さないで、抜くようにすると自然とそうなる。このフォローでのクラブの抜き方はロブと共通したところがある。

上に書いたようにこの打ち方は上げるためには最強なのだが、実は実戦ではあまり使える場面がない。10cmくらい手前からほぼ水平に入れてくるので、ライが良くないと打てないのだ。ボールを上げたい場面は大概ライが悪い。
また、上がる分距離感が難しい。本当はバンカー越えでピンが近いような場面で使いたいのだが、距離感の悪さを考えるとどうしても安全な打ち方を選択してしまう。

今のところこの打ち方が一番活躍するのはアゴの高いバンカー。テークバックさえ取れれば5mぐらいまでは何とかなると思っている。

大きく鋭く、スパッと打つ。
使用クラブSW。


さて、七色のアプローチは如何だったでしょうか。
もし、判らないことがあれば遠慮なく質問してください。

スピンアプローチを除き、実戦で使ったことがあり、
「上手く打てれば」いい結果が出るものを紹介しました。

それなのに「なんでスコア良くないの」という突っ込みはなしでお願いいたします(笑)

 

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山本です。
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62
性別:
男性
誕生日:
1962/09/19
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自己紹介:
IT関連の会社を2010年4月に作りました。これを機会にブログを始めてみます。
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