ほとんどゴルフ日記
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宮里美香選手の圧勝で終わった日本女子オープン。
スコア的には離れてしまったが、上位選手の出来が素晴らしく、かなり見応えがあった。
何人か目に付いた選手のことを書いてみよう。
まず藍ちゃん。
この日はパターがホントに入らなかった。中継でもリプレイを見るかのようにわずかに外すシーンが繰り返された。17番では同じように外した後に笑っていたが、あそこまで入らないと笑うしかないだろう。でも、外してくれたお陰で良くわかったのが距離感の凄さ。測ったように5~10cm位オーバーする。ノー感の自分からすると有り得ないような距離感だ。世界のトップになるにはあのくらいは当然なのかもしれない。
藍ちゃんとは逆にパターが入っていたのはアンソンジュ。豪快なショットの持ち主なのは知っていたが、平均パット数でも現在1位とのこと。あれだけ凄いショットを持っていてパターもうまければ賞金ランク1位は当然かも。多分今年の賞金女王になると思う。
アン選手で目に付いたのが、クラブのライ角がフラットなところ。普通あれだけフラットだと球が捕まらないはずだが、アン選手のスイングは外目に上げてインサイドからフラットに下ろしてくるもの。普通のライ角だと引っかかっるのだろう。
久々登場の佐伯三貴選手。しばらく見ないうちに大分貫禄が付いた(?)感じだが、この試合は絶好調。特にスイングが素晴らしかった。いわゆるオンプレーンのスイング。トップがピッタリ決まるので何の迷いもなく一気に振り下ろして来れる。前のスイングの記憶はないのだが、多分あれだけきれいなプレーンではなかったと思う。あれだけいいスイングが出来るなら、恐らく後半は上位に来る試合が多くなりそうだ。
他で目に付いたのは有村智恵選手のインパクト音。特にアイアンは乾いたいい音を出していた。上原綾子選手、他の上位に来ている選手に比べると明らかに非力。見るからにかなり不利なのだが、崩れそうで崩れないゴルフは見事。彼女にとってはもう少し我慢比べの展開の方が良かったように思うが、この日はコースのコンディションが良すぎたかもしれない。
最後に優勝した宮里美香選手。
実は去年も女子オープンは見ていたので、連続ドラマの第二話を見ているようで面白かった。去年も3日目までは独走態勢。それが4日目に大崩れで見ていても可哀そうだったが、今年は同じ展開からぶっちぎり優勝。素晴らしい。
美香ちゃんはのスイングで一番いいと思うはフォロースルー。フォローは低く長くがいいといわれる。プロのフォローは概ね低くて長いが、その中でも彼女のフォローはずば抜けている。理想的な軌道だ。
出来れば自分も真似したいところだが、残念ながらとても無理。あれだけ低く、長く行くためには、スイングがいいことはもちろんだが、かなり柔軟性が必要だ。自分が間違ってあの軌道で振ってしまうと恐らくあばら骨を骨折してしまうだろう。彼女の後ろからのスローを見ると、フォローでは体の右サイドがグニャっと潰れている。有り得ない!!あばら骨はどこに行ったんだ。残念ながらおじさんはすぐに上がる短いフォローで勝負するしかないようである(笑)
彼女がこの1年で一番成長したのは精神面だと思う。去年はテレビの画面を通してもはっきり判るくらいキャディに頼っていた。子供が自分のやることに自信がなく、いちいち親(キャディ)にお伺いを立てる、そんな感じだった。今年もキャディとはずいぶん相談しているようだったが、明らかに去年とは表情が違った。
今年は(キャディの)意見は参考にするが、決断するのは自分自身、そう決めていたのではないかと思う。表情に去年とは違う自信が満ちていた。
順調に行けば遠からずアメリカでも勝てるだろう。世界ジュニアに勝つなどここ1番には強い選手だと思うので、意外に藍ちゃんより先にメジャーに勝ってしまうかもしれない。
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